このページでは、シーケンス制御教材の
「実習キット付電気系保全に活かせる有接点シーケンス制御入門」
を販売して気が付いた初心者が習得に必要な
3つのステップと3つの重要なポイントや
電気回路が苦手だった当方が、何に気がついて
道が開けていったか
などのエピソードを書きました。
ぜひ最後までお読みください⇒「実習キット付電気系保全に活かせる有接点シーケンス制御入門」
については こちらをクリック
シーケンス制御との出会いと理解をしていくコツとは
機械がトラブル停止しても何もできない |
2010年からシーケンス制御を教えてきて分かった
ある共通する問題
まず、あなたには多くの機械・設備の自動制御にも使われている
有接点リレー方式のシーケンス制御技術を習得し、そしてシーケンス制御が絡む機械・設備
の故障の調査復旧できるようになってもらいたいと考えました。
有接点リレー方式のシーケンス制御はリレーシーケンスとも呼ばれ
製造現場での機械保全業務だけではなくビル管理・設備管理など にも必要な技術です。
そして、保全・管理業務だけではなく習得できれば制御盤の設計や業務改善のため
既存のシーケンス回路に新しい回路を追加したり削除する電気的改造にも使えます。
また機械設備導入時の試運転でも知っておいた方が有利ですね。
現場で予定どおり動作すればいいですが、動作しないときは回路図を見ておかしい箇所を
調査していかないといけません。
実際に私の会社でも 修理だけではなく制御盤の設計製作や電気的改造にも使っています。
その他にも意識していないだけで、この技術のおかげでできている仕事は多くあると思います。
これだけ応用範囲が広く使える技術ですので、習得することはあなたにとって
有益となることは間違いありません。
しかも シーケンス制御の基礎を理解して現場実務にいかすために難解な
電気理論を理解する必要がありません。
だから、例え電気初心者であっても習得しやすいのです。
私は2010年から今まで3687人以上の方に この教材や無料講座などを通じて
シーケンス制御やその故障修理について講義してきました。
技術セミナー主催会社様からの出講依頼を受けてシーケンス制御セミナーの
講師も行いました。
そして同時に 受講者の方の抱えている悩みや問題も聞いてきました。
その経験から興味深いことがわかりました。
みんな、抱える悩みや問題がある程度同じなんです。
もちろん、みんなたった1つのことに問題を抱えているわけではありませんが
本当 おもしろいぐらい共通している悩み・問題がいくつかあります。
こういったことが分かっていますので、
私の教材ではそれらの問題を解決できる内容にしています。
まったくの初心者が、シーケンス制御が絡む機械・設備の故障対応できるよう
になるまでの過程についてですが・・・・
3つのステップを踏めばいいだけです
シーケンス制御を習得し そして現場における故障対応にいかすには
次の3つのステップを踏めばいいだけのことなのです。
1.シーケンス制御の基礎を習得する
まずは基礎的なことから始めないといけません。
シーケンス制御とは”どういった制御のことなのか” からはじまり
使用される主要な電気機器・電気制御機器や回路図の見方・基本回路を習得するのです。
2.シーケンス図(電気回路図)を読めるようになる
シーケンス制御の電気回路図をシーケンス図と呼ぶこともあります。
故障調査はシーケンス図を見ながらしていきます。
だから これがまったく 読めないと対応できません。
一般的な参考書にあるような学習用の回路ではなく 実際の機械に使われている
回路図を読めるようになる必要があります。
3.故障調査・復旧のノウハウを習得する
実践現場における故障調査・復旧の仕方・考え方・注意点・よくある故障パターンや
故障箇所の見極め方等を習得します。
私の会社で故障修理の仕事をこなしていける理由を突き詰めると
結局 この3つができているからです。
基礎的なことが分かっていて、実際の回路図面を見ながら
経験から蓄積した故障修理ノウハウを使って調査や故障箇所の見極めをして復旧をしているだけです。
いろいろと多くのことを考えず まずは整理して簡潔に考えてください。
1.シーケンス制御の基礎を習得する
2.シーケンス図を読めるようになる
3.故障調査ノウハウを習得する
この3つのステップでいいのだと いうことを。
そして・・・・
あなたのレベルアップを加速させる
3つの重要なPOINT
初心者がシーケンス制御が絡む機械・設備の故障対応できるようになるには
3つのステップでいいのですが 、そのステップを踏む過程でしなければいけない
重要なポイントが3つあります。
これをするとしないとでは、レベルアップの速度に大きな差がでるといってもいいです。
この3つポイントについて説明しますね。
1.実習をすること
実際の仕事は活字相手ではなく、リレーやタイマーなどの電気制御機器が相手ですので
参考書などの活字だけで学習しただけでは不十分です。
実際の電気機器(電気制御機器)を使い配線接続の練習や基本回路を 実際に動作させ
理解と自信を深めることが重要です。
特に故障現場は緊急対応を求められることが多いので事前に確認しておかければいけません。
また、いろいろな実習確認をすることで回路図から機器の動作を
読み解くこともできるようになります。
2.●●●●して考える
これは、先程お話した私が過去に先輩エンジニアから得て気づいたことです。
これは、回路だけではなく電気の仕事をする上で非常に重要な視点といえます。
“基本回路を覚える・電気理論を知る” だけではダメです。 ●●●●して考えてください。
3.△△△△△する
これはレベルアップし成果をあげていく上で欠かせないことだといっていいです。
これを徹底的に行うぐらいの気持ちをもってもいいと思います。
成果をあげる方はこれに秀でているといわれています。
事実、私もこれを実践し成果をあげている方を沢山知っています。
この3つのポイントは、3つのステップを踏んでいく過程だけではなく
踏んだ後も決して外してほしくないことです。